前科者(ドラマ)1話あらすじ感想をご紹介します。
新人介護士・阿川佳代と前科者・斉藤みどりの出会い
前科者(ドラマ)1話あらすじ
保護司は対象者(前科者)の感情を見つめ、寄りそうことが大事である。
阿川佳代(有村架純)は保護司の任命を受け、研修を受ける。
保護司は慢性的な人手不足で、佳代のような若い方にこそ頑張って欲しいと、保護観察官の高松から励まされる。
佳代は祖父が残した古い一戸建てに住み、コンビニでバイトしている。
セクハラな客や保護司に理解のない店長をやり過ごしながら仕事をする日々。
佳代は最初の保護観察対象者として、斉藤みどりの担当になる。
みどりは恐喝と傷害罪で刑務所に入っており、刑期を短縮して仮釈放される予定だ。
佳代は最初の仕事として、環境調整(身元引受人や仕事・住居を世話する)をすることに。
いわば、対象者が社会生活を始めるための第一歩と言える。
佳代はみどりの母親を尋ねるが、身元引受人を辞めると言う。
次に佳代は教会を尋ねる。
みどりを昔から知る神父が身元引受人となってくれると言う。
さらに介護施設の仕事と寮を紹介してもらえることになり、佳代はほっとする。
教会にはピエタ像が置かれており、幼いみどりはよく見ていたらしい。
佳代の家にやってきたみどりは、佳代がなぜ若くして保護司になったのかと尋ねる。
「社会復帰を目指す方の役に立ちたい」判で押したようなことを言う佳代に、なんで普通に働かないの?とみどりは皮肉を言う。
「コンビニでバイトしています」と答える佳代に大笑いするみどり。
しかし佳代は至って真面目にコンビニの利点を挙げ、コンビニは社会貢献している立派な仕事だと言う。
みどりは「佳代ちゃん好き、最高!」と笑う。
みどりは母親のもとを訪ね、荒れた部屋を黙って片付ける。
母親は自宅で体を売って生計を立てている。
みどりは幼い時、1週間前に500円を渡されたきりで母親に放置されたことを思い出す。
みどりは、仕送りするから「ウリ」を辞めて欲しいと母親に頼むが、前科者になった娘を「恥ずかしい」と鼻であしらう。
娘に興味を示さない母親を見て、そっと部屋を出るみどり。
みどりは仕事初日から遅刻し、さらに年配スタッフといさかいを起こす。
佳代は介護施設から連絡を受け、慌ててかけつける。
前科者(ドラマ)1話 感想
ドラマのはみどりとの出会いから始まります。原作では2巻からですね。
みどりは「前科者」の中で一番重要な人物なので、みどり中心で話が展開していくのかな?
1話では原作漫画と大きな変更もなく、忠実に描いていると思いました(職場とかは違いますが)
1話30分なのでどのぐらいのエピソードが入ってくるのか楽しみです。
話は非常に分かりやすくまとまっており、ストレスなく見られます。
いままで漫画で読んでいただけの佳代とみどりが動き出すのってとても不思議な感覚です。
生きた人間が演じることで、表現はかなりマイルドになっているなと思います。
誤解を恐れずに言うと漫画の佳代のほうがダサいし古臭い。
ドラマも地味だけど、やはりドラマだなって感じ。見やすいというか。
でもどちらがダメってわけではなく、違いを楽しんでいます。
有村さんは地味な役でもかわいいです。
佳代のちょっと天然で不思議なところがうまく出ていて面白いですよ。
店長やみどりとのやり取りが佳代らしく、ドラマの息抜き的な要素にもなっています。
みどりは、漫画とはビジュアルは似ていませんが、佳代を気に入るくだりは「みどりだー」と思いました。
みどりは好きな人物なので、これからどんな感じになるかとても楽しみ。
保護観察官の高松がとても良い人に見える。
漫画はもうちょっとおっさんっぽい(笑)
前科者(ドラマ) 次回の内容・今後の展開は?
お決まりの(?)佳代とみどりの衝突があります。
ドラマではどういう風に描かれていくのか楽しみです。