前科者(ドラマ)2話あらすじ感想をご紹介します。
みどりが求めるもの
深まる佳代とみどりの絆
前科者(ドラマ)2話あらすじ
コンビニでバイトをしていた佳代は、対象者の斉藤みどりが暴れていると連絡を受け、慌てて施設に向かう。
途中で自転車でコケて鼻血が出ても、脇目もふらずに走っていく。
施設についた佳代が見たのは、他の従業員と楽しそうに話をしているみどりだった。
みどりは鼻血が出ている佳代を見て、「佳代ちゃん面白すぎる」と笑う。
みどりは軽い感じで佳代に謝罪し、一緒に銭湯に行こうと誘う。
みどりは湯につかりながら、佳代がなぜ保護司になったのかを尋ねる。
佳代は祖父が保護司だったこと、会社を辞めた時、刑務所を出たばかりの男性を励ます保護司を見たことがきっかけだと言う。
「ほんとにそれだけ?」
みどりは佳代の目が怯えているのを感じとる。
制服を着た佳代に、刃物を持って襲い掛かる男。
それをかばおうとする影が。
佳代の家で夕食をごちそうになったみどりは、傷害事件について語った。
仲間と共同で商売をはじめたみどり。
そのうちの一人が売り上げをくすね、さらに店長と店で不倫していたことに激怒し殴り続けた。
母親が家で「売り」をしていたみどりは、仲間との店を汚された気がしてそれが許せなかったのだった。
情状酌量も身元引受人もしなかった母親だが、歌はうまい。
みどりは母親についてそう語る。
「みどりさんを助けたいです」
「分かってるよ」だから話した、とみどり。
みどりは友達に再会するが、恋人からDVを受けている友人がまだ分かれていないことにやきもきする。
佳代が久しぶりに父親に会いに行くと、相変わらず若い女と一緒だ。
佳代は母のお墓に行ってほしいと父親に頼む。
佳代は施設から呼びだされ、みどりが仕事をすっぽかして友達と出て行ったと聞かされる。
みどりと連絡がつき病院へ行くと、みどりの友人が暴力を受けて入院していた。
警察にも取り合ってもらえないと不満をこぼすみどり。
みどりと友人たちは男を探し出し、制裁を加えようとする。
止めようとする佳代をみどりは殴るが、
「みどりさんを止めることは私の使命です」とみどりの前に立ちはだかる。
少し落ち着いたみどりは警察に通報する。
しかし男は、みどりの母親を「買った」とにやにやしながら動画を見せる。
逆上したみどりは男を殺そうとするが、佳代は全力でみどりを押し倒す。
「いまあなたが殺そうとしているのは、あなたなの!そうやって自分ばかり傷つけんな!」
佳代が保護司になった本当の理由。それは、
学生時代に佳代が襲われた時、とっさに身を挺して助けてくれた人がいた。
襲った男は出所したばかりで行き場をなくした人だった。
その人を助けていれば、佳代を助けた人が死ぬこともなかった。
「自分の前で人は死なせない。これ以上あなたが辛い思いをするのは嫌だよ」
みどりは「ごめんな」と佳代に謝る。
みどりは佳代を伴い母親に会いに行く。
「なんで身元引受人になってくれなかったの?」
みどりは母親が好きだから拒まれたことが辛い、本当のことを答えてあげて欲しいと佳代は話す。
「お母さん、知りたい。私は傷ついた」
「私が恥ずかしい親だと思っているだろ?体を売って生活保護を受けて」
「私はどんなことがあってもお母さんの味方だから…抱きしめて欲しかった」
母親はみどりを抱きしめ「これでいいのかい」と言う。
母の腕の中で素直に泣くみどりだった。
「佳代ちゃんが最初の保護司で良かったよ」
やりたいことができた、夜逃げ屋がいいというみどり。
困っている人を助けたいんですねと佳代が言い、みどりが笑う。
「私も、みどりさんが最初でよかった」
前科者(ドラマ)2話 感想
2話目からエピソードや設定が大幅に変わってきています。
みどりを一番最初の対象者にしたのはやはり重要キャラだと言うことと、話を引っ張るうえで動かしやすいのがあると思います。
原作でも、佳代が悩んでいる頃みどりが陰で動いて、っていうパターンがあるので。
とはいえ、みどりの性格などはしっかり原作寄りかなと感じました。
ドラマのアレンジで2度おいしいと思います。
でもあの母親まだなんかありそうな気がする。
最後に佳代を見る目つきがちょっと変だったもの。
にしても、DV男はえぐいことするなーと。
このえぐさで、そうだ、WOWOWだったと思い出した(笑)
地上波ではマイルドな部分も、WOWOWだとビシバシ入ってくるなと思います(作品によりますが)
そこが好きなんだけどね。
ドラマ自体は地味だけど結構面白いです。
30分にいろんなエピソードが凝縮されていて見ごたえがあります。
いつも敬語の佳代がクソと言ったりタメ口になるシーンが好き。原作でも好きなところです。
前科者(ドラマ) 次回の内容・今後の展開は?
次の対象者は殺人者。
1巻のお話かな?分かりませんが楽しみです。