前科者(ドラマ)3話あらすじ感想をご紹介します。
初めての殺人・男性の対象に緊張する佳代
二朗が兄を殺した本当の理由とは?
前科者(ドラマ)3話あらすじ
佳代が帰宅するとみどりが眠っている。
みどりは便利屋として開業したと報告にやってきたのだ。
心配する佳代だったが、法に背く行為はしないと約束するみどり。
たわいもないことで盛り上がる2人だった。
石川二朗は実の兄の一朗を刺殺した罪で、懲役6年の実刑判決を受ける。
野菜の仕入れや母の介護が二朗の動機だという。
一朗は二朗の作った野菜でオーガニックカフェを経営。評判が良かったそうだ。
そして、矢島という男が二朗の身元引受人となっているらしい。
佳代は二朗を担当することになり、保護観察官の高松からは、初めての男性対象者だが自然体で接するようアドバイスを受ける。
佳代のもとに二朗が訪ねてくる。
緊張する佳代だったが、二朗はおとなしくて礼儀正しい青年だった。
しかし、「殺人を犯すようには見えない」と余計なことを言ったことで自分を責める佳代。
二朗は、造園業を営む矢島のもとで住み込みで働くことになる。
二朗は自転車を飛ばして廃屋へ行き、兄を刺殺した夜に隠した「もの」を回収する。
そしてとある家の前で、母と女子高生が会話している様子を観察する。
彼が持つ写真の中では、ランドセルをしょった女の子だ。
落ちている小さな花を見つける二朗。
女の子がつけていた、花の髪留めを思い浮かべる。
二朗が帰宅すると佳代が生活用品を持って待っている。
二朗は持ち帰った花をコップに飾る。
佳代はこの前の謝罪をし、色々と世話を焼く。
二朗は佳代の優しさに触れ、少しづつ打ち解けていくのだった。
二朗は、兄の墓参りに付き合ってほしいと佳代に頼む。
「昔から仲が良くなかった」
お墓の前で兄の悪口を言っている、と自嘲する二朗。
「僕も、新しい人生を歩まないと」
前向きな言葉に佳代がうなずいていると、後ろで女の人が立っている。
「姉さん」
義姉の愛子は二朗につかみかかり、謝る二朗を叩き続ける。
「お前が死ね!一朗さん返してよ!」泣きわめく愛子。
佳代は愛子に慰めの言葉を掛けるが「あんたに分かるの?」と言われ、何も言えなくなる。
愛子は「刑務所に入れておかなきゃ被害者が出る」とまでいう。
訳が分からない佳代だったが、二朗が「病気」を持っていると愛子から聞かされるのだった。
二朗は回収した「もの」を見ている。
それは小さなアルバムで、女の子の写真が多数ファイルされている。
「夫が殺されたのも、あおいちゃんっていう女の子が原因なの」
佳代は誰もそんなこと言ってなかったと混乱するが、さんざん言ったがまともに取り合ってくれなかったと愛子は訴える。
夫が殺された本当の動機は、あおいと言う女の子だった。
前科者(ドラマ)3話 感想
1巻のお話をベースにしていますが、全く別物っぽいです。
登場人物の立ち位置も違うし、名前だけ借りてるイメージですね。
でも、全く新しいお話なのでとても面白かったです。
パラレルワールドっぽさもあり、設定を借りて現代風にしているように感じました。
人物像がじわじわ浮かび上がる描写は見ていて興味を惹かれますし、30分がとても短く感じます。
原作では周りの悪意によって蝕まれていった二朗ですが、ドラマでは本人に問題がありそうな?
何かの思い違い勘違いだったりするかは分かりませんが、佳代と出会ったことでいい方向に行くといいなと思います。
今回の面白いシーンはコンビニ店長と佳代の会話。
佳代っておとなしいし結構内にこもるタイプだけど、店長にはやたら強気なのがいいです。
2人の会話がシュールで笑えます。
佳代の真面目さが逆に笑いを生むシーンでもあったり。
お弁当のシーンとかも良いですね。
みどりとの掛け合いも楽しいです。
佳代役有村架純さんの喜怒哀楽のさじ加減がうまいなと思いながら見ています。
前科者(ドラマ) 次回の内容・今後の展開は?
佳代が予告で「二朗さんは性犯罪者ではありません」と言い切ったのは何か理由がありそう。
二朗の苦悩とあおいちゃんとの関係が気になります。
次回を早く見たいです。