高槻彰良の推察シーズン2(ドラマ) 8話(最終回)あらすじ 高槻先生に怪異は起きたのか

准教授・高槻彰良の推察シーズン2 8話(最終回)あらすじ感想をご紹介します。

寺内の願い

高槻先生に怪異は起きたのか

もくじ

高槻彰良の推察シーズン2 8話(最終回)あらすじ

門の外の深町に近づく寺内。

その背後で鳥が飛んだが全く恐れない寺内。「僕は鳥は仲間だと思っている」と話す。

「俺も神隠しに会いたかった」

みんなに気味悪がられて居場所がなかった深町。

「居場所がない人の助けになっているけれど、先生をなぜ誘うのか?あなたが孤独だから?

深町は疑問を寺内にぶつける。

違う」孤独を否定する寺内の声。しかしその声は歪んでいた。

「僕には仲間がいる」と言い残し去っていく寺内。

瑠衣子は手作りの「梅結び」をお守り代わりに高槻に渡す。

梅結びには運命向上と固い絆、そして魔除けの意味がある。

高槻、深町、佐々倉の3人は、高槻少年が両親と泊まった宿に宿泊する。

宿の女将さんに「入ってはいけない」と注意されたにもかかわらず、池に入ってしまった高槻少年。

佐々倉も、あのときの彰良だったらおとなしく従うはずだと首をひねる。

実家に深町が行き「先生を天狗にしないで」と叫んだことを高槻は秘書から聞いており、「深町くんは優しくて頼りになる」と微笑む。

孤独な寺内は先生に認めて欲しいのではないか、と深町は推測する。

高槻は「寺内に仲間がいる」ことを深町から聞き、何かを感づく。

千里失踪に関わっている人間は、失踪した人物だと佐々倉は特定。

高槻はそれを「講」、つまり同じ目的を持った人間が集まっているのだと言う。

神隠し志願者を助けるのは神隠しにあった者。そしてみんなで秘密を守る。

孤独な少年が考え出した方法だ、と確信する高槻。

「高槻家に生まれて何が不満なんだ」と父親に叱責される高槻少年。

大沼池の水面はただ静かに揺れているだけだ。

神隠しにあった時のことを寺内は覚えている、と深町は佐々倉に話す。

彰良は今まで戦ってきた、きっと乗り越えられるから見守ろうと佐々倉は言い、2人は頷きあう。

翌朝、朝もやのゆらめく大沼池で寺内は待っていた。

高槻は「講」のことを話し、千里を返すように要求する。

しかし、「千里には助けが必要だ。僕たちはここで「あの人」に助けてと願った。そのことを忘れたのか」と高槻に語りかける。

寺内は千里の両親も呼んでいた。

両親は「千里は私たちに会いたいはずですから」、「警察には落ち着いたら知らせる」と話すが、その声は歪んでいる。

深町の様子で嘘だと見抜いた高槻は鋭く両親を見る。

「千里ちゃんに暴力を振るったのか、言え」両親に詰め寄る高槻の瞳が青く光る。

高槻を信じて見守る深町と佐々倉。

高槻の手が父親の首に伸びた時、寺内が「やめろ」と制止する。

逃げ出した両親は佐々倉に任せることに。

「ね、君には人は殺せない」

寺内に人を罰することなんてできない。

友達を救えず自分を責めた優しい少年だ、と高槻は言う。

寺内はあのままじゃ何もできないと感じ「特別」になった。

しゅんやはたった一度の人生を生きたかったはずだ。

人生から離れたい、休みたいと願う人が必ずいる。

人を平気で追い詰める人間には、恐ろしい存在「天狗」が必要だ。

だから僕らがそれになる。

寺内の告白に、高槻は静かに語り出す。

僕も考えることがある。

人間以外のものを恐れていたころは良かったのかなって。

でも恐怖に頼らなくても人は救える。

小さな優しさにだって救われる。

僕もずいぶん救われた。

「あの時助けてあげられなくてごめん」高槻は、少年の時にただ一度会話を交わした、あの日のことを謝罪する。

「天狗にならなくても千里は救える」と言い、ただ涙を流す寺内を抱きしめた。

寺内は千里を連れて警察へ行き、連れ去ったことを自白。

寺内は「もし困ったら、羽がある人が助けに来る」と千里に言い残す。

高槻、深町、瑠衣子は大沼池に沿って小道を歩いている。

千里の両親が自供した、と佐々倉から連絡を受け、事件は幕を閉じた。

無事に終えられたのは「梅結び」のおかげだと、高槻は瑠衣子に感謝する。

高槻はふいにあの時のことを思い出す。

風に乗って怪異がやってきたその時、望んで身をゆだねたことを。

今もどこかで翼の音がしている…

先に歩いていた深町が高槻を呼びに戻る。

「行きましょう。離れたらまた迷いますよ」

高槻の手を取り、笑う深町。

高槻は深町に手を引かれながら後ろを振り返り、心の中でつぶやく。

「ありがとう」

大沼池は静かにその青を湛えている。

高槻彰良の推察シーズン2 8話感想

最終回でも高槻先生はサービスを欠かしませんね、素晴らしい。

温泉!浴衣!お出かけ衣装!ハグ!手つなぎ!

見どころ満載の最終回でした(そこ?)

まさか3人で温泉に入るとは!

しかも先生はお色気担当かと思うようなカメラアングルでしたね。

宿に来たとき、先生は自分の荷物を持ってたのに、ラストは深町くんが先生の荷物を持たされていて笑いました。

先生は毎度のことながら安定の美しさでしたよ!スタイルも良いし足長い!

窓辺に座っている先生の美しさと言ったら。

両親に詰め寄る先生は口調が荒くて(先生比)かっこよかった!

深町くんの「神隠しにあえばよかった」というセリフは切ないですが、今だから言えることだとも思います。

先生や健ちゃんと出会って、強くなった深町くんだからこそ口に出して言えたのかも。

深町くんと健ちゃんが先生の話をしているシーンはどれも好きだな。

2人は先生の保護者すぎる。

大沼池に2人がついて来て、寺内も「えっ…」ってなってたし(笑)

先生と健ちゃんの絆に入ってきて、仲良くなってる深町くんが好きすぎる。

神宮寺くんの深町くんは、控えめで芯が強くて先生には敬語を崩さず、いつも優しくて、地味だけどかわいい。

お話としては、まとまっててよかったんじゃないかと思います。

寺内の孤独と願いを理解し、子供の頃の出来事に先生が向き合ったからこそ、彼を変えることができたんでしょうね。

ただ、たっぷり8話使ったわりにはあっさり感も否めませんが。

高槻先生は本当の「特別」であり、怪異の体験者だと言うことが判明(ドラマでの結末です)

禁足地は本物の怪異を起こす場所だったんですね。

寺内も「特別」だということですが、鳥は仲間だということや記憶があること、状況が先生と少し異なりますよね。

ですが先生と寺内が同じ怪異にあったのは間違いないようです。

寺内が、「天狗様」と先生を呼ぶところを見ると、より強く怪異の影響を受けているのは先生のような気がします。

自分なりに考えたことをまとめてみます。

先生は12歳ですでに将来が決められており、その重圧に耐えかねて禁足地に足を踏み入れてしまった。

その結果「あの人」(天狗)に自らさらわれ神隠しに。

超記憶と青い瞳は天狗の仲間になった時の証。

人間の世界へ帰る時に翼をもぎ取られたが、異能はそのまま残った。

さらわれた時の翼の音で、鳥(翼)を怖がるように。
(もしくは、翼をもぎ取られたからトラウマになっている)

このような衝撃的な出来事で記憶を失う。

でもきっと天狗に気に入られていて、大沼池でも天狗は先生のことを見守っていたに違いない(妄想です)

実は天狗はずっと先生を見守っているのかも(妄想です)

天狗も先生ぐらいかわいい子がいたら、そりゃさらうし気に入るよ(それは本編と関係ない)

気づいたのですが、先生が過去のことを思い出した時に翼の音がするんですけど、先生恐がってなかったなぁ。

翼の音がする方を見てはいたけれど。

もしかしたら過去を思い出して鳥が平気になったとか?

考察し甲斐があるなぁ。

あと、感情が高ぶると瞳が青くなるところから、もしかしたらまだ隠されている能力があるのかもと思いました。

青い瞳は池の色と同じだから、きっと関係あるに違いない。

先生の全てが分かったわけではないですし余韻を残しすぎていて、色んな考察ができちゃいますね。

続編もどんどんできそうだし、先生が異能で活躍するところも見たいです。

続編の予定はないそうですが、ぜひ実現してほしいと思います。

▼監督のお話をレポしました。裏話てんこもり!

 

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