准教授高槻彰良の推察 2話あらすじ感想をご紹介します。
呪いの藁人形の定義
呪いの解釈方法とは
高槻先生の秘密
准教授・高槻彰良の推察 2話あらすじ
バイトを探していた深町は、高槻に頼まれ助手を務めることになる。
深町は、嘘が見抜けるから俺を助手にしたのだろうと思っていた。
藁人形の怪異
高槻のもとに琴子が訪ねてくる。
琴子は妹の綾音が呪われているかもしれないと相談に来たのだ。
綾音はスポーツ推薦で大学に入学した、陸上部期待の新人だ。
琴子はそんな妹を献身的にサポートしている。
綾音の靴やタオルに針が仕込まれていたり、藁人形が見つかったらしい。
最近の記録が伸びなくなったのは呪いのせいだと思っているようだ。
深町は「嫌がらせではないか」と考えるが、高槻は「素晴らしい!」と喜ぶ。
人を呪う動機は「恨み」と「嫉妬」
呪いは古来より人が恐れているもの…
高槻に頼まれ、綾音の聞き取りを行うことになった深町だが、人間関係が苦手で上手くコミュニケーションをとれない。
そこに現れた同期の難波(須賀健太)は綾音とすぐに打ち解け、2人の会話から情報を得ることができる。
綾音はひとり親で、姉の琴子が家計を支えているのでこれ以上頼れない。
綾音自身もバイトをして、琴子の負担を減らしたいと思っている。
綾音は不調の原因について「上手くいかない理由が分からないんだよね」と語るが、その声はゆがんでいる。
呪いの所在
不調の理由について、綾音自身に心当たりがある。
ということは、呪っているのは綾音の身近な人物だということだ。
高槻と深町、高槻研究室の瑠衣子(岡田結実)は、陸上部の同期3人を調べるが、呪う理由としては弱いことが分かる。
しかし、彼女らの綾音を心配する声は嘘にまみれており、不快すぎるその音に深町は倒れてしまう。
高槻に介抱された深町は、高槻も自分と同じく家族と距離がある事を知る。
そして深町は、自分の思いを高槻に打ち明ける。
嘘を見抜くことで人と一線を引かねばならない自分が嫌だ、楽しい大学生活には縁がない、でも…。
高槻は、琴子が見つけた藁人形は呪いをかける道具ではなく驚かせるものだと推理する。
研究室に琴子と綾音を呼んだ高槻は、呪いについて説明する。
怪異が起こった現象と解釈の仕方により、呪いを作ることができるということだ。
姉がこんなに応援してくれているのに記録を出せない。
このプレッシャーにどうにかして理由付けをしたい。
針と藁人形は、プレッシャーから逃れるために綾音が仕組んだことだった。
たまたま針でけがをした時に「調子が悪いのは仕方がない」と姉に思われたことで気持ちが楽になり、自作自演を繰り返した。
琴子も「自分がこんなにサポートをしているのに記録が悪いのは呪いのせいだ」と解釈してしまった。
これが怪異のすべてだった。
嘘の解釈方法
姉妹は手を取り合う。
綾音「これからもお姉ちゃんには応援してほしい」
琴子「もちろん。ずっと応援するよ」
その声はゆがんでいた。
高槻は姉妹の最後の言葉が嘘だったことを知り、「それは良かった」と言う。
綾音は、琴子のプレッシャーをはねのける決意をした。
琴子は、妹に干渉することを辞めると決めた。
そう解釈する高槻だった。
神社の一角を指し、 鷽替えの神事(うそかえのしんじ) について説明する高槻。
鷽替えの神事(うそかえのしんじ)は、去年の悪いことを嘘だとして、新年はいい年にしようと解釈する神事のこと。
嘘は解釈の仕方によって良くもなる。嘘にいつも失望する必要はない。
その言葉が腑に落ちる深町だった。
正式な助手の了承を得た高槻は、子どものようにはしゃいでいる。
その時、一羽のカラスが茂みから飛び立った。
「鳥が苦手なんだ」慌ててふせた高槻のその瞳が、青い。
その様子をカメラに収める男がいる。
准教授・高槻彰良の推察 2話感想
顔近いよー、冒頭からびっくりしたわ(笑)
女子大生に囲まれる高槻先生。
画伯な高槻先生。
鳥におびえる高槻先生。
今話も高槻先生の魅力満載でした。
しかし、伊野尾くんはすごいよね。
説明ゼリフを言いながら字を書くって、大変だなーと思いながら見てます。
いい感じに高槻先生に心を許し始める深町くんがかわいいです。
本当は大学生活を楽しみたい深町くんの気持ちが切ないですね。
高槻先生は深町くんにはグイグイ来るタイプだね。またこれがよいですね。
そうそう、あらすじでは省略しましたが、古書店の息子で刑事の佐々倉健司(健ちゃん)がちょこっと登場しました。
どうやら、高槻先生とは仲良しな感じです。
能力について話をしていたところを見ると、これはもしかして、よもつへぐい仲間?
高槻先生は見たものを一瞬で覚える能力、深町くんは嘘を見抜く能力があります。
高槻先生の能力は12歳からだと言っていたので、なんか関係ありそう。
メインの話も面白いけれど、注目すべきは高槻先生の秘密と深町くんの成長でしょう。
いい感じに軽口をたたく深町くんとか見てみたいですね。いつか見られるかな?
周りを固めるキャストも、嫌味なく存在感があるのでとても楽しいです。