「春の呪い」ドラマ3話 あらすじ感想 春の思い出巡り

「春の呪い」ドラマ3話のあらすじ感想をご紹介します。

春との思い出を巡る2人は、少しずつその距離を縮めていく。

春の知らない面を知って喜ぶ夏美。

それと同時に、春を忘れたくないという思いは強く…。

もくじ

春の呪い 3話のあらすじ

春は幸せになるはずだった。

私は知らない春を感じたくて、春の思い出の場所を巡っている。

でも、そのために私は、春が最期まで大切にしていた冬吾さんを利用しようとしている。

そんな私を、春はどう思うだろう。

橋から身を投げようとしている夏美を、必死で止める冬吾。

「お前が死んだら俺も死ぬぞ!」

「違うんです。あれは、」

笑いながら言い訳しようとする夏美を止める、冬吾。「あなたは様子がおかしい時ほど、よく笑う」

「死ぬなんて言わないでください。冬吾さんが死んだら春が悲しみます」

「あなたが死んでも春は悲しまないのか?死んだ人間は悲しむなんて無い」という冬吾に、

「春はまだいる、私たちを見ている」と返す夏美。

「冬吾さんの心の中にだって春はいるでしょう。私と居るの、春の面影を感じたいからですよね」

と言う夏美に、冬吾は厳しい目を向ける。

「春には申し訳ないと思ってる」

「今でも春を愛していると言ってください」と詰め寄る夏美に、冬吾は答えられない。

冬吾についていけば、春のことを忘れずにいられる。

でも、このままだと思い出も何も壊してしまうかもしれない。

「この人、なんでこんなに暗いんだ」

冬吾がお見合いの時、夏美に抱いた第一印象がこれだった。

春の病室で出くわす夏美と冬吾。


春は、夏美が作ったクッキーを冬吾にすすめる。

「春のために作ってきたもんだろ」

「冬吾さんが食べてくれたら、お姉ちゃんもきっと喜びます」

冬吾はクッキーを食べてうなずく。


お姉ちゃんは料理が上手で、栄養士の資格を持っている。

私の身体が弱かったから食べ物で直そうって。


妹のために進路を決めるなど、過剰な妹愛を知る冬吾。


夏美は冬吾と2人きりになると、視線も合わさない。

妹を奪われたという、恨みの表れだったのか。

冬吾は、夏美に自分と似たものを感じている。

夏美の勤めるパン屋に立ち寄る冬吾。

夏美が忙しく、約束の時間を守れなかったらしい。

「かまわない」と言い、続けて夏美の髪を直してやる。「髪ぼさぼさだぞ」

その様子は、まるで恋人同士のように見える。

この状況にハッと気づき、ちょっと待っててくださいと慌てる夏美。

2人は春の思い出巡りを続けている。

今日は河原のグラウンドだ。

「本当にこんなところに来たんですか」と意外に思う夏美。

春の希望で来たらしい。

春は打席に立ち、拾ったバットを振っていたようだ。

夏美は知らない春を見つけて喜び、春が生きていたことをかみしめる。

出店のソース焼きそばをほおばる夏美。

その横で、これ(付属の紅ショウガ)をかけるのか、と怪訝な表情の冬吾だ。

祭りにいくのを禁止されていて、ソース焼きそばを食べるのは初めてだと言う。

おそるおそる口に入れ「初めての味だ」微笑む冬吾。

2人が仲良く焼きそばを食べる様子を、写真に収める人物が。

冬吾「春とはこんなことしたことないな。

いろんなところに連れて行ってやりたかった。僕は、気の利かない恋人だった」

夏美「そんなことはありません。あなたとの約束がある時、春はとても楽しそうだった。

春のことは全部知ってるつもりだったけど、私には見せない春がいたんですね

冬吾は春との出来事を夏美に話す。

あなたに近づきたかったんだと思う。

春は、あなたが野球をしている間、あなたを子供たちにとられていた。

寂しかったんだと思う。思い出を取り返そうとしているのかもしれないな。

春の会話で、あなたが出てくることは多かった。

春にとっても、たった一人の家族だったんだろう

夏美は、「春と一緒に暮らそうって、夢見ていた」と話す。

しかし冬吾は、「一緒に暮らす春はもういない。死んだ人間は夢も消える」と現実的だ。

「消えてない、春はまだいる、なぜ冷たく割り切れるんですか?」と聞く夏美に、冬吾は自分の考えを話す。

そうしないと時間が止まったままだからだ

春のために恋人も作らず、春に付き添った。でも春はもういない。

これからどうするつもりだ。もう死のうなんて考えるな。

もし、あなたが死んだら、僕も死ぬ。

それで3人ともこの世から消えて、だからと言ってどういうことはない。

みんないずれ、いつか死ぬ。

だけど妹にしか目を向けない人生で、それでいいのか。

パン屋で忙しく働くあなたは、春のことを思い出さないようにしているように見えた。

「バイト先を春から聞いたのか」と問う夏美に、冬吾はプリペイドカードを見せる。

嬉しそうに笑う夏美。「春と一緒に暮らす資金が欲しかったから、頑張って」

「その必要はなくなった。このままひとりで生きていけるか」

「柊家に入れってことですか?」

「そうじゃない。あなたには今の家族がいるだろう。居づらいのなら、家から出ればいい。

無理して家族と住む必要はないんじゃないか」という冬吾にハッとする夏美。

そのころ、冬吾の母は「冬吾に近づくな」と夏美の義母に電話をかけていた。

血がつながっていれば誰でもいいわけではない。春だから声をかけただけ。

冬吾にはもう次の相手が決まっている。

夜の橋を渡る、夏美と冬吾。

「僕は柊の家から出られない、選択があるのはうらやましい」という冬吾。

子どもの頃からそう教えられてきた。

柊家を出たら、勤め先に場所がなくなる。銀行の経営は相馬一族で占められているから。

「冬吾さんは銀行員じゃなくちゃ、いけないんですか」

「他を考えたことがない」

冬吾さんこそ思い込んでいる。資格をたくさん持っている冬吾さんなら家を出てもやっていける。

人生の選択肢をいっぱい持っている、選ぶ自由があると、夏美は笑顔で話す。

「もし、僕が柊の家に生まれてなかったら。僕は」

冬吾は夏美を引き寄せ、キスしようとする。

が、夏美は春のことを思い出し、冬吾を突き放す。

「すまない」と謝る冬吾に、「違う、そうじゃないんです」と、夏美は逃げるようにその場を後にする。

冬吾に心を向けられても無理だ、壊れてしまう。と悩む夏美。

その背後には春の姿がちらつく。

呪いのかかった恋は、いつまでも呪われ続ける

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春の呪い 3話の感想

ラストがめちゃくちゃホラーだった。

たぶん夏美の幻影ということでしょうが、演出もそれっぽくて。びっくりした(笑)

冬吾は一見冷たく感じるようなことも言いますが、夏美に前を向いて歩いていって欲しいんでしょうね。

不器用ながら、暖かい冬吾の気持ちが伝わります。

一方で、春を溺愛しすぎて、もういない春をいるかのように扱う夏美。

さすがに冬吾に「春を愛していると言ってくれ」はなかなか難しく感じますね。

大事な妹を亡くして、冬吾みたいに割り切ることも難しいと思いますが。

個人的に好きだったのは、パン屋と焼きそばのシーン。

王道だけど、金持ちボンボンと庶民の娘の恋愛って感じで、ほほえましいなと思いました。

春が姉を愛しているのを知って、ちょっと安心した。

春って裏がありそうだから、姉を利用しているんではないかとちょっと疑っていました。

次回、春の本当の気持ちが判明していくと思いますが、これが夏美を苦しめることになるのでしょうか。

春の呪いは本当なのか、春が仕掛けたことなのか、夏美の幻影なのか、これから分かるのでしょうかね。

春の呪い 3話の口コミや評判は?

ドラマの世界観、これはこれで良いという意見もちらほら出てきています。

原作と違うから嫌だと言う方はもう見ていない気もしますが。

好き嫌い分かれる作品になる予感。

春の呪い 4話(次回)の内容・今後の展開は?

隠された春の気持ちが明らかに!

冬吾に新たな婚約者が現れます。

春の呪い 3話あらすじ感想 まとめ

もうちょっと夏美が原作寄りだといいけれど、おおむね楽しく見ています。

今話は2人の気持ちのやり取りを中心に、会話シーンが多かったので、大きな展開はありませんでした。

次回につなげるための回、ってかんじでしたね。

ということで、来週を楽しみに待ちたいと思います。

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