日本選手権で200m背泳ぎで2位を獲得し、東京五輪代表の切符を手にした砂間敬太選手。
世界で活躍している砂間敬太選手ですが、小~中学生のころは不登校だったそうです。
堂々と泳ぐその姿からは想像もできないことですが、不登校のことが気になり調べてみました。
そのほか、砂間敬太選手のプロフィールや経歴、水泳の成績についてもチェックしていきましょう。
砂間敬太 経歴 不登校だった
砂間敬太選手は小学4年~中学3年間を不登校で過ごしています。
理由は特になく「ただ普通に行きたくなかった」だけだそうです。
数回ほど登校し修学旅行も行ったそうですが、たまに登校すると「何て言われるんだろう」と思い、不登校が続いたそう。
「学校に行かないと成績が良くない、行くのだったら成績が良い方がいい(行っていないのでもういい)」という心境だった当時の砂間敬太選手。
完璧主義だったのかもしれません。
小学校低学年から全国大会の経験があったにもかかわらず小4で水泳を辞め、並行していた野球も辞め、結果かなり太ってしまいます。
「これ以上太るのはダサい」コーチの声かけもあり再び水泳を開始。
お昼に起きて夜のスイミングスクールに通う生活をしていたようです。
「学校も行っていないので水泳しかない」と思っていたようですが、自分のことをしっかり把握しているなと感じました。
2011年、こんな生活も高校に入ると一変。
寮生活であっさりと不登校は解消されます。
寮生活なので「行くしかない」気持ちだったのだけど、学校生活も水泳も楽しかったそうで。
水泳部仲間や友達のおかげで水泳を頑張れて、学校にも行けたようです。
水泳でも頭角を現しはじめ、信頼できるコーチとの出会いもあり充実した高校生活を送りました。
親としては胃に穴が開くほど心配したと思いますが、高校で楽しくやっているのを知り、ほっとしたことでしょう。
不登校ではあったけど、自分のやりたいことをしっかりしている砂間敬太選手を信じていたのかなと思います。
砂間敬太選手は不登校だった時のことを、「いい経験」と語っています。
「全てが自分のプラスになっている」前向きで、トップアスリートらしい答えだなと感じました。
2014年、高校を卒業し、中央大学に進学。
日本学生選手権や国体で上位入賞しています。
リオ五輪選考会では惜しくも3位となり、出場を逃しました。
2018年、ナガセに入社。
入社後も、日本選手権やパンパシフィック等の大会に参加。
2021年の東京五輪の代表に内定しています。
砂間敬太 インスタは?
砂間敬太のプロフィール
名前:砂間敬太(すなま けいた)
生年月日:1995/05/08
出身:奈良県
身長:180㎝
体重:78㎏
高校:天理高校
大学:中央大学
所属:イトマン東進
専門(S1):背泳ぎ、個人メドレー
砂間敬太 水泳の成績
2016年 | 第92回日本選手権 | 200m背泳ぎ | 1:56.76 | 3位 |
第71回国民体育大会 | 200m個人メドレー | 1:57.81 | 3位 | |
2017年 | 第93回日本学生選手権 | 200m背泳ぎ | 1:58.09 | 優勝 |
第72回国民体育大会 | 200m個人メドレー | 1:57.49 | 2位 | |
2018年 | 第94回日本選手権 | 200m背泳ぎ | 1:56.72 | 2位 |
2019年 | 第95回日本選手権 | 200m背泳ぎ | 1:56.06 | 2位 |
2020年 | 第96回日本選手権 | 200m背泳ぎ | 1:58.13 | 2位 |
2021年 | 第97回日本選手権 五輪代表選考会 | 200m背泳ぎ | 1:56.22 内定 | 2位 |
200m背泳ぎでは入江陵介選手、200m個人メドレーは瀬戸大也選手など、そうそうたる顔ぶれの中、しっかりその後ろをキープしてきています。
トップ選手が有名すぎるせいかどうしても影が薄くなりがちですが、実績を見るとなかなかの好成績を残しています。
五輪代表選考会でのレースは、最初から入江選手についていき、ラストスパートで後続を引き離しての安定の2位でした。
砂間敬太選手のコメントはこちら。
「ずっと目指してた場所、5年間の思いをぶつけたレースになりました」
日テレnews
砂間敬太の経歴プロフや水泳の成績について調査 まとめ
砂間敬太選手についてまとめます。
- 小学4年~中学3年まで不登校だった。理由は「ただ行きたくなかった」
- 一度辞めた水泳を再開したのは「これ以上太るのはダサい」「水泳しかなかった」から
- 高校で水泳仲間やいい友達と出会え、不登校解消
子どものころから自分の信念を持っていたんですね。
自分が楽しく生きてきて、不登校も何もかもがプラスになっているという、砂間敬太選手。
五輪代表になれたのも、信念とそれを上回る努力の成果だと思います。
これからの活躍を期待しています。