東京オリンピック代表の座をかけて挑んだ日本選手権、女子400m自由形。
小堀倭加選手がレース最後に逆転し、優勝とオリンピックへの切符を獲得しました!
2位との差はわずか0.02秒!
爪の先ほどの差を制した、小堀倭加選手の追い上げがすごかったですね!
そんな小堀倭加選手のプロフィールや経歴、所属について調査しました。
小堀倭加のプロフィール 大学は?
名前:小堀倭加(こぼり わか)
生年月日:2000年8月10日
出身:奈良県奈良市
身長:163㎝
体重:54㎏
小学校:橋本小学校
中学校:相模原市立旭中学校
高校:湘南工科大学附属高等学校
大学:日本大学 スポーツ科学部
所属:セントラルスポーツ
専門(S1):自由形(400m、800m、1500m)
湘南工科大学附属高等学校は元は工業高校でしたが、現在は普通科のみとなっている私立高校です。
運動部の活動が活発で、オリンピック選手を多く輩出、水泳部、卓球部、テニス部などでハイレベルな活躍をしています。
日本大学スポーツ科学部はアスリート育成のための学部であり、池江璃花子選手、長谷川涼香選手など日本の競泳界をけん引する競泳選手が在籍しています。
小堀倭加 経歴
小堀選手の出身は奈良県ですが、幼少期に神奈川県へ転居。
3人兄弟の末っ子で、水泳との出会いは幼稚園時代。
相模原ドルフィンクラブの水泳教室で水泳が好きになり、小学生3年で本格的に競泳を始めます。
小学校4年からジュニアオリンピックカップに出場、中学校では全中(全国中学校)で2位。
五輪強化選手に選ばれるなど、華々しい活躍の陰で、壁にぶつかり悩む時期もありました。
高校ではコーチのすすめで、背泳ぎから自由形の長距離へ転向、1年でインターハイ王座に。
東京パンパシフィック選手権の400mと1500mで高校新記録をマーク、その後のジャカルタ・アジア大会では銅メダルを獲得。
2019年ユニバーシアードでは自由形800mと1500mで優勝を飾ります。
2021年の短水路1500m自由形で日本記録を出すなど、活躍が止まりません。
小堀倭加 所属はセントラルスポーツ
セントラルスポーツは競泳だけでなく、体操や飛び込みなど多岐に渡って選手を育成しています。
日本男子自由形のトップ・松本克央選手をはじめとし、寺村美穂選手、小日向一輝選手、山根優衣選手などたくさんの選手が所属。
一般から自治体、アスリートまで幅広くの事業に貢献しています。
小堀倭加 水泳の成績
2018年8月 | パンパシ2018 | 400ⅿ自由形 | 4:09.04※高校新 | 優勝 |
800ⅿ自由形 | 8:31.89 | 優勝 | ||
2019年7月 | ユニバーシアード2019 | 800ⅿ自由形 | 8:34.30 | 優勝 |
1500ⅿ自由形 | 16:16.33 | 優勝 | ||
2020年12月 | 第96回日本選手権 | 400ⅿ自由形 | 4:10.21 | 2位 |
800ⅿ自由形 | 8:35.31 | 3位 | ||
2021年2月 | 神奈川県JOC春季予選会 | 1500ⅿ自由形 ※短水路 | 15:44.84※日本新 | 優勝 |
2021年2月 | ジャパンオープン | 400ⅿ自由形 | 4:07.24 | 優勝 |
800ⅿ自由形 | 8:27.08 | 優勝 | ||
1500m自由形 | 16:16.27 | 優勝 | ||
2021年4月 | 日本選手権(五輪選考会) | 400ⅿ自由形 | 4:06.34 内定 | 優勝 |
強みは抜群のスタミナ。フォームも綺麗だと絶賛されています。
また、いつも男子と一緒に1500mを泳いできた経験が、泳力をさらに成長させたのだと思います。
憧れの選手は、リオ五輪で5個の金メダルを獲得したケイティ・レデッキー選手(アメリカ)。
レディッキ―選手は長距離女王と呼ばれ、1500mの世界記録保持者(15分20秒48)です。
【まとめ】小堀倭加の経歴プロフや所属、水泳の成績について調査
小堀倭加選手についてまとめます。
- 高校の時、背泳ぎから自由形へ転向
- スタミナや綺麗なフォームを生かした泳ぎで、高校記録や日本記録を更新
- オリンピックメダル候補の1人
女子1500m自由形は東京五輪から正式種目として加わりました。
小堀倭加選手の得意種目が増えたことで、今後ますます活躍されるのではないでしょうか。
これまでのトレーニングを発揮した勝負ができることを願っております。
目標とするレディッキ―選手に追いついてほしいですね!